【夏の体調不良に注意】その「だるさ」「食欲不振」は夏バテ?胃腸の不調?
こんにちは。鶴見小野駅前 内科・内視鏡クリニックです。
7月に入り、暑さが本格化してきましたね。冷たいものを飲みすぎたり、食欲が落ちたりしていませんか?
今回は、夏によく見られる体調不良「夏バテ」と、それに似た胃腸の病気との違いについて解説します。
🌞 夏バテとは?
「夏バテ」は、暑さや冷房の温度差によって自律神経が乱れ、体がだるくなったり、胃腸の働きが落ちてしまう状態です。
主な症状:
- 倦怠感(だるさ)
- 食欲不振
- 軽い吐き気や下痢
- 睡眠の質の低下
軽度の夏バテは、生活習慣を整えることで改善しますが、数日以上続く場合は注意が必要です。
❗ 実は病気かもしれない症状
夏バテと間違えやすい病気として、以下のような疾患があります:
疾患名 | 主な症状 | 特徴 |
---|---|---|
慢性胃炎・逆流性食道炎 | 胃のもたれ、胸やけ、食欲低下 | 暑さや冷たい飲食で悪化しやすい |
感染性胃腸炎 | 嘔吐、下痢、発熱 | 夏場でも流行します(細菌・ウイルス由来) |
胆のう疾患(胆石症など) | 食後の胃痛・右上腹部の痛み | 脂っこい食事で誘発されることあり |
胃がんなど消化器疾患 | 食欲低下・体重減少 | 40代以降は一度検査をおすすめします |
症状が数日以上続く場合や、痛み・体重減少・血便などがある場合は、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)などでの評価が重要です。
🏥 当院での検査と対応
当院では、夏の胃腸症状でお困りの方に対し、以下の検査や診察を行っています。
- 胃カメラ(経鼻・鎮静対応可)
- 大腸カメラ(鎮静対応可)
- 腹部エコー
- 血液検査・便検査
- 必要に応じて消化器内科専門医による評価・治療
負担の少ない検査方法をご提案し、無理なく検査・治療ができるようサポートいたします。
📝 院長からひとこと
「毎年夏になると調子が悪い」という方こそ、一度ご相談ください。
特に、中高年の方や持病をお持ちの方は、夏場の体調変化に慎重な対応が必要です。
「検査はちょっと不安」「とりあえず話を聞いてほしい」というご相談も大歓迎です。