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便秘と下痢を繰り返す原因とは?消化器内科でできる検査

[2026.02.17]

「便秘が続いたと思ったら急に下痢になる」「お腹の調子が安定しない」―― このような症状に悩んでいる方は少なくありません。 一時的な体調変化で起こることもありますが、背景に消化管の病気が隠れている場合もあります。

本記事では、鶴見小野駅前内科・内視鏡クリニックの消化器病専門医・内視鏡専門医の立場から、 便秘と下痢を繰り返す原因、受診の目安、消化器内科で行う検査について詳しく解説いたします。


便秘と下痢を繰り返すとはどのような状態?

便秘とは「排便回数が少ない」「便が硬く出にくい」「残便感がある」といった状態を指します。 一方、下痢は「水様便が続く」「排便回数が増える」「急な便意が起こる」状態です。

これらが交互に起こる場合、腸の動き(蠕動運動)が不安定になっている可能性があります。 単なる体質と思い込まず、慢性的に続く場合は医療機関での評価が大切です。


主な原因① 過敏性腸症候群(IBS)

便秘と下痢を繰り返す最も多い原因が過敏性腸症候群(IBS)です。 腸に潰瘍や腫瘍などの明らかな異常がないにもかかわらず、 腹痛や便通異常を繰り返す機能性疾患です。

IBSの特徴

  • 排便すると腹痛が軽くなる
  • ストレスで悪化しやすい
  • 若年~中年層に多い
  • 検査で大きな異常が見つからない

下痢型、便秘型、混合型と三種類あります。混合型(便秘と下痢を繰り返すタイプ)は特に多く、 生活習慣やストレス管理が重要になります。


主な原因② 大腸がん・大腸ポリープ

便秘と下痢を繰り返す症状は、 大腸がんの初期症状として現れることもまれにあります。

注意すべきサイン

  • 便が細くなった
  • 血便がある
  • 原因不明の体重減少
  • 貧血を指摘された
  • 40歳以上で症状が出現

早期発見できれば内視鏡治療で完治が期待できます。 症状がある場合は大腸内視鏡検査が重要です。


主な原因③ 炎症性腸疾患

若年層で慢性的な下痢や血便、腹痛を伴う場合は、 潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の可能性があります。 慢性的な炎症が続く病気であり、早期診断と継続的な治療が必要です。内視鏡検査を行うことで診断が可能となります。


主な原因④ 生活習慣の影響

  • 食物繊維不足
  • 水分不足
  • 不規則な食生活
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 慢性的なストレス
  • 飲酒

腸は自律神経の影響を強く受けます。 生活リズムの乱れは腸の動きを不安定にします。


受診の目安

次のような場合は消化器内科を受診しましょう。

  • 症状が1か月以上続く
  • 血便がある
  • 強い腹痛がある
  • 体重減少がある
  • 家族に大腸がんの既往がある
  • 40歳以上で新たに症状が出現

消化器内科でできる検査

① 血液検査

貧血や炎症の有無を確認します。

② 便検査

便潜血や感染症の有無を調べます。

③ 腹部超音波検査

肝臓・胆のう・膵臓なども含めて評価します。

④ 大腸内視鏡検査

最も重要なのが大腸内視鏡検査(大腸カメラ)です。

  • 大腸がんの早期発見
  • ポリープの発見とその場での切除
  • 炎症の確認
  • 出血源の特定

当院では鎮静剤を使用し、苦痛の少ない検査を行っています。 日帰りポリープ切除にも対応しています。


大腸内視鏡は怖い検査?

「痛そう」「恥ずかしい」といった理由で検査をためらう方も多いですが、 近年は技術の進歩により負担は大きく軽減されています。

検査時間は15~30分程度で、鎮静下で眠っている間に終了することも可能です。


まとめ

便秘と下痢を繰り返す症状の背景には、 過敏性腸症候群のような機能性疾患から、 大腸がんまでさまざまな原因があります。

特に40歳以上の方や血便を伴う場合は、 早めの大腸内視鏡検査をおすすめします。

鶴見小野駅前内科・内視鏡クリニックでは、 消化器病専門医・内視鏡専門医が丁寧に診察し、 必要な検査をご提案いたします。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

📍 鶴見小野駅前 内科・内視鏡クリニック

神奈川県横浜市鶴見区下野谷町3-88-1
JR鶴見線「鶴見小野駅」徒歩1分
TEL:045-717-7843
Web予約・アクセス ▶ https://tsurumi-ono.clinic

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